人間誰しもが体中に血がめぐり生きています。そして血が流れるということは血圧が存在しています。私たちを生かしてくれている心臓とその血圧。その血圧の状態からどのような病気にかかってしまうのでしょうか?

妊婦の高血圧と耳鳴りは妊娠中毒症のサイン!?

妊娠中毒症をご存知ですか?
母体が胎児を異物とみなし、母体内の様々な機能が変化、それに伴い身体の不調が起きることを言います。
主な症状は高血圧・尿たんぱく・むくみです。

尿たんぱくは、妊婦健診で定期的に尿検査をすることで発見されます。
むくみも妊婦健診で検査されますし、外見的にも変化してくるのでわかりやすいです。

しかし高血圧は自覚症状がありません。
妊娠していると、身体に大きな負担がかかっているため、血圧は上がりやすいです。
妊婦検診時にも検査はしますが、尿たんぱくと違って変動しやすい項目で、早期発見が遅れやすいのです。

健康的な妊婦の血圧は100~130/60~80mmHgと言われています。
血圧が140/90mmHg以上になったら高血圧と診断されます。

自覚症状を覚えにくいですが、頭痛やめまい、耳鳴りが頻繁に起こるようになったらかなり進行しているといえます。
耳鳴りとは異なる、心拍音が耳から聞こえるというのも高血圧のサインです。
頭痛やめまいといった症状は、非妊娠時にも良く経験するため放置しがちですが、耳鳴りはなかなか経験がない人も多いと思います。

こういった症状を放置しておくと、母親だけでなく胎児にも悪影響を及ぼします。
これらの症状を感じたら、すぐに受診しましょう。
早期発見、早期対処に努めることが必要となります。

日常生活に気をつけていれば予防は可能です。
まずは疲れをため込まないこと。疲れを感じたら、すぐに休憩しましょう。
そして食生活への気配りが重要です。低カロリー、減塩に努め、高たんぱくのものを摂取することが鉄則です。
妊娠中は貧血にもなりやすいので、鉄分の摂取も心がけましょう。
妊娠しているとなかなか動くのも一苦労ですが、体重を増やしすぎないように、適度な運動を心がけましょう。

何か不安なことがあれば、医師や看護師にすぐに相談して、円滑なマタニティライフを送って下さい。